「豆腐の名前、呼び名が変わる」と話題になっています。「名前」とは?製品成分表示と関係がありそうです。変わるとすればいつからなのでしょうか。
豆腐の製品成分表示とともに名前が変わるのは実質2020年以降の予定
「豆腐」の名前が変わる。
とは、つまり大豆の濃度によって、製品の呼び名が変わる。
ということだそうです。
変わるとすれば、2020年以降とのことなので
まだ少し先ですね。
いままでスーパーなどで買う「豆腐」は
「国内大豆使用」「濃い」「固い」など
表示がまちまちだったのを
統一するということらしいです。
たしかに、
豆腐を選ぶ基準がよくわからず、それぞれの価値観で
選んでいましたよね。
たとえば、
製造工場の場所
大豆の産地
など。
味で選ぶ、というのは
見ただけでは難しいので
パッケージと表示で決める
という方も
多いのではないでしょうか。
大豆10%以上なら名前は「とうふ」
2020年以降に製品表示の変更された場合、
大豆の濃度により
呼び名が変わるということです。
6%
加工とうふ
※調製豆腐より、加工度が高い
8%
調製とうふ
※副原料を使って、味や固さを調製
10%以上
とうふ
※大豆、水、凝固剤だけを使用
11.5%以上
濃厚とうふ
※「濃厚」というコピーを使用できる、という意味。
となるようです。
「豆乳」や「牛乳」と同じ考え方ですね。
高級とうふか、一般のとうふか、
わかりやすくなる、ということです。
納豆も、このようになるかも、とか。
豆腐は大豆の含有量ですが
牛乳は乳脂肪分の違いで呼び名が変わるんだとか。
なるほどだから「調整牛乳」とかあるわけですね。
イメージコピーは禁止?!
これまでに使用されていたパッケージコピーには、
「高級」「天然」「作り立て」
などいろんなコピーが入っていました。
まあ、売れるために
イメージアップを考えて、
パッケージコピーを
各社工夫するわけですが、
製品成分表示がスタートすると、
こういうイメージっぽい根拠のよくわからない
コピーは
禁止されるそうです。
すでに化粧品などは
厳しいルールがあるので今後このような
ルールがあると書くコピーライターも
わかりやすくていいですよね。
料理により選ぶことが可能
「濃厚とうふ」は冷ややっこや湯豆腐など
大豆の味をシンプルに味わう場合選ぶとよいですし、
濃度の低い「加工とうふ」は
あまり豆腐が主張しなくていい
具だくさん味噌汁などを作る際に
ちょうどいいかもしれませんね。
ただし、「木綿」「絹こし」
という固さの違いは表示されるそうですから
料理の際に悩むことはなさそうです。
豆腐一丁には
多くのカルシウムが含まれていることもあって
ヘルシーな料理を作るときには
必要な食品。
できたら、「カルシウム含有量」なども
成分表示されると選びやすいですよね。